結婚記念日を祝う

金婚式、銀婚式が有名な結婚記念日。
実は、15年目までは毎年、その後は60年目まで5年おきにあります。
一家の行事として、ご家族で祝う日にしてみましょう。

主な結婚記念日のまとめ一覧

1年目…紙婚(かみこん)式
2年目…綿婚(わたこん)式
3年目…革婚(かわこん)式
4年目…花婚(はなこん)式
5年目…木婚(もっこん)式
6年目…鉄婚(てつこん)式
7年目…銅婚(どうこん)式
8年目…青銅婚(せいどうこん)式
9年目…陶器婚(とうきこん)式
10年目…錫婚(すずこん)式
11年目…鋼鉄婚(こうてつこん)式
12年目…絹婚(きぬこん)式

13年目…レース婚式
14年目…象牙婚(ぞうげこん)式
15年目…水晶婚(すいしょうこん)式
20年目…磁器婚(じきこん)式
25年目…銀婚(ぎんこん)式
30年目…真珠婚(しんじゅこん)式
35年目…珊瑚婚(さんごこん)式
40年目…ルビー婚式
45年目…サファイア婚式
50年目…金婚(きんこん)式
55年目…エメラルド婚式
60年目…ダイヤモンド婚式

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着物のお手入れ方法

大切なお着物や小物は、ちょっとした気配りで綺麗に長くお召しいただけます!

【きもの】

着物は脱いだらすぐにハンガーに掛けて、一晩ほど陰干しし、湿気をとります。 

しまう前にはホコリを掃い、同時にシミや汚れもチェックしましょう。

汚れは、出来るだけ早く落とす事が大切です。早めに専門家に相談しましょう。

【長襦袢】 

長襦袢も着物と同様にハンガーに一晩ほど陰干しし、湿気をとります。

【帯】

帯はほどいてすぐ、ぬくもりのあるうちに、叩くようにしてシワを伸ばして下さい。 

帯は中に芯が入っているので、強いシワをそのままにしておくと戻らなくなります。

強いシワは、糊気のない清潔な綿の布で当て布をしアイロンを掛けておきましょう。

帯も着物や長襦袢と同様に、一晩ほど陰干しをし、湿気をとります

【足袋】 

足袋は、汚れやすいので、脱いだらすぐに、洗剤を溶かした水にしばらくつけて置き、もみ洗いをします。

古くなった歯ブラシなどを使うとより効果的です。

よくすすぎ、軽く絞ってから、小ジワがつかないようによく伸ばして下さい。

(足首まわり、底地部分、甲の縫い目など) 

こはぜの反対側の先を洗濯ばざみで留め、陰干しして下さい。

【帯〆・帯揚】 

帯〆・帯揚も湿気を嫌いますので、しばらく干して湿気をとばします。

帯〆の房が乱れた時は、やかん等の蒸気に房を当てるときれいになります。

しばらく使用しない場合は、房を和紙か半紙で蒔いておくと綺麗に保存出来ます。

帯揚は、二つ折りにして、巻いておくとシワになりません。

シワがある時は、左右に伸ばしながら巻いて下さい。

ふわりと折って収納してもいいですが、その場合は、縦に折らないようし

必ず横に折り、強い折り目がつかないようにしましょう。
 

【草履】

履いた後は、やわらかいブラシなどでホコリをよく掃い落として下さい。

その後、エナメル加工や革製のものは、乾いた布にクリームを少しつけてよく拭きます。

佐賀錦など布製のものは、やわらかいブラシでホコリを掃う程度で大丈夫です。

綺麗になったら、つま先を上にして、立てて陰干しをして下さい。

草履は湿気に弱いので、風通しのいいところに保管し、時々虫干しをして下さい。

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子供の成長祝い

 

こどもの成長祝い


【誕生】

出産後7日目に行なうはじめての行事が「お七夜(読み:おしちや)」です。

現代では、7日目ではなく、命名の日に命名書を神棚に備える、

身内で祝い健やかな成長を祈ることが多くなっています。


【初宮参り】 読み:はつみやまいり

32日前後 産土神に参詣し、健やかな成長を祈る儀式。

お宮参りという地域もあります。

産後31日~33日に行なうのが一般的です。

お食い初め 100日 生後100日目に、

子供が生涯食べ物に恵まれるように願いを込めて行なう行為。

祝い膳にお椀や柳箸を揃え、尾頭つきの焼き魚や赤飯で祝います。


【初節句】 読み:はつぜっく、はつせっく

1歳頃 子供が初めて迎える節句。

月齢により翌年にする場合もあります。女の子は3月3日、男の子は5月5日に祝います。


【七五三】 読み:しちごさん

3歳、5歳、7歳

古くから3歳、5歳、7歳に行われてきた儀式を

まとめておこなうようになったのが七五三です。

現在では、数え年、満年齢にこだわらず、男子5歳、女子3歳・7歳に行なうのが一般的です。

11月15日前後に神社にお参りし、成長に感謝し、幸福を願います。

【十三参り】 読み:じゅうさんまいり

13歳

干支がひとめぐりする13歳に知恵と福徳を授かるよう、

虚空蔵菩薩にお参りするのが13参り。

現在では、男女ともに4月13日前後にお参りするのが一般的です。

関西は京都の法輪寺、東京は浅草寺が有名です。

地域の寺社にお参りする人も多いです。

【成人式】 読み:せいじんしき

20歳

二十歳で成人を祝う行事。

昭和23年より、1月15日を成人式とし、今は1月の第2日曜日に行われます。

二十歳を祝う会

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大人の年祝い


還暦 (かんれき)

   61歳 暦の十歴十二支が60年で一巡りし、生まれ年の干支になる年。数えで61歳。
古稀 (こき)

   70歳 中国の詩人、杜甫の「人生七十古来稀になり」という詩にちなむ。
喜寿 (きじゅ)

   77歳 喜という字の草書体が七十七歳と読まれることから。喜の字の祝いともいう。
傘寿 (さんじゅ)

   80歳 傘の略字「仐」が八十に見えることから。
米寿 (べいじゅ)

   88歳 米の字を分解すると八十八になることから。
卒寿 (そつじゅ)

   90歳 卒の略字「卆」が九十に見えることから。
白寿 (はくじゅ)

   99歳 百の字より上の一を取ると「白」になることから。

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七五三豆知識 ~お子様の健やかな成長を願って~

七五三は、今まで無事に成長した事を感謝し、今後も健やかである事を願う行事。 お子様の行事は昔生存率が低かった時の「生きて欲しい」という祈りが込められています。 一つ一つの意味を考え、省略できるところは省略し、絶対に外せない作法は守る事が行事やしきたりを生かすことになります。

お祝いをする日は?

120913_03.gif一般的には11月15日に祝います。徳川五代将軍綱吉が11月中旬にわが子の髪置の儀式を行おうとした時、側近の者が調べたところ日の吉凶を占う方式の一つ、二十八宿(にじゅうはっしゅく)のうちで最良の吉日「鬼宿日(きじゅくにち)」が15日であることや、霜月祭(家業に関係深い神々を祭る日)によるものとの説もあるようです。しかし最近は10月~11月の都合の良い日に行われています。

千歳飴の由来

千年飴は元禄時代、江戸浅草の飴屋さんが考案し、長い袋に「千歳飴」と書いたのが始まりだそうです。「ちとせ」とは千年という意味で、子供の健康と成長を願い「長く伸びる」長寿を願う気持ちも込められているそうです。

数え年?満年齢?

七五三は歳祝いであると同時に厄除けの意味合いもありますから、本来は「数え」で行います。しかし、数え3歳(2歳)のお子様だとお参りが大変だったり、上のご兄弟と一緒にお参りしたい等の事情で満年齢でされる場合もありますので、ご家庭の事情にあわせてお参りされても大丈夫です。

神社への謝礼

神社によって料金を設定している場合もありますが、おおよそ3,000円~10,000円ぐらいです。その場合の祝儀袋は「蝶結び」水引きは紅白。表書きは「御初穂料」又は「御玉串料」とし、名前は子供の名前と年齢を記入します。混み合う時期なので、事前の連絡(申込)をおすすめします。

七五三の装い

七五三の着物にされている「肩上げ」は「子供の証」であり、「これからまだまだ成長をする」という印です。「肩上げ」をはずすことは「これ以上大きくなりません」という意味があり、決まった時期に「肩上げ」を無くす事は大人になった意味を示し、おめでたい事になります。

三歳のお祝い着

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3歳は頭髪を伸ばし始める「髪置」の儀式。女の子の場合晴着を着ますが帯を締めず、袖なし襟付きの「被布コート」を羽織ります。なぜ被布を着せるかというと、重くて硬い帯は負担で帯を締めれないからです。ゆったり着物を着せてあげ、兵児帯など柔らかい幅のあるものを帯代わりに結びます。着物はお宮参りのものを仕立直す場合も多いそうです。

<必要なもの>肌着・裾除け・長襦袢・伊達締め・腰紐・半衿・きもの・被布・兵児帯・足袋・草履・巾着・髪飾り

五歳のお祝い着

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5歳は初めて袴を着ける「袴着」の儀式。着物と羽織、袴に白い扇子、守り刀を付けます。

刀を持つのは、男として社会の一員になるという象徴を表しているようです。

<必要なもの>肌着・伊達締め・腰紐・半衿・きもの・羽織・袴・角帯・刀袋・羽織紐・祝扇・足袋・草履

七歳のお祝い着
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7歳は紐付きの着物に代わり、初めて大人と同じ帯を結ぶ「帯解」の儀式です。

体に合わせ「肩上げ」「腰上げ」「おはしょり」をした振袖で帯を華や かに結びます。

そういう着付けが出来るぐらい大人になり、帯を結べるぐらい大きくなった事を祝います。

箱迫(はこせこ)、帯〆・帯揚・しごきなども付けます。

◆箱迫…七歳の女の子が衿元に挟む七五三の装いに欠かせない可愛い小物。箱迫とは懐中用小物入れの事で、
平安時代武家の婦人達が用いた、懐紙、鏡、紅、お香やお守りなどを入れていた和風の化粧小物入れが起源です。

◆しごき…七五三の「しごき」は帯の一種で帯の下に巻き、斜め後ろに垂らす飾りの事。昔、「しごき(扱き帯)」は、おひきずりが当たり前だった頃に裾をあげる為に使っていたそうです。

<必要なもの>
肌着・裾除け・半衿・長襦袢・重ね衿・伊達締め・腰紐

きもの・帯・帯〆・しごき・帯揚箱迫びらかんざし
箱迫(はこせこ)・扇子・足袋・草履・バッグ

お母様の装い

七五三は日本古来の伝統行事で子供の成長を祝う家庭行事の一つです。

着物なら色留袖・訪問着・附下げ・色無地など落ち着いた着物に格調の高い袋帯などを合わせます。
あくまでもお子様が主役ですが、地味な装いにせず、お子様の成長を祝う慶びの気持ちを素直に表現して下さい。

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